賃貸物件のガスコンロが故障したらどうする？対処方法と費用負担について解説
賃貸物件のガスコンロが故障してしまった場合、どんな対処法をとればいいのでしょうか？
ここでは、その疑問にお答えするとともに賃貸物件のガスコンロ故障の際の費用負担について解説します。
賃貸物件のガスコンロが故障した場合の正しい対処の方法とは？
賃貸物件のガスコンロが故障した際の正しい対処の方法は、「管理会社または大家さんに連絡すること」です。
とにかく早く直そうと思って自分で何とかしようと考える人もいますが、これはやってはいけません。
なぜなら、故障したガスコンロを自己判断でどうにかしようとすると思わぬ事故につながるリスクもあるからです。
単に「ガスコンロ本体が故障している」というだけなら危険性は少ないのですが、「実はガスコンロの故障ではなくガス配管の不具合など根本的なところで問題が起こっている」という場合は大きなリスクがともないます。
管理会社や大家さんに連絡して、プロの業者にきちんと点検や修理・交換をしてもらうことこそが正しい対処方法となるのです。
賃貸物件のガスコンロが故障した場合の費用負担はどうなる？
賃貸物件のガスコンロが故障した場合の費用負担がどうなるかは、ケースによって異なります。
まず「大家さんによって、最初からその賃貸物件に設備として設置されていたガスコンロ」については、ガスコンロの故障が入居者の故意や過失でないかぎり、原則として大家さんの負担です。
しかし「ガスコンロがない賃貸物件だったので自分でガスコンロを購入した」という場合は、ガスコンロの修理費用は自己負担となります。
ここで気をつけなければいけないのは、最初からガスコンロが設置されてあった賃貸物件であっても、それが「大家さんによって設置されたものではなく、前入居者が次の入居者のために残していったもの」であれば修理費用は自己負担になりますので、ガスコンロのある賃貸物件は「ガスコンロもこの賃貸物件の設備のひとつなのか」という点を事前に確認しておくことをおすすめします。
自費で購入したガスコンロであっても、ガス配管の問題が起こってガスがつかなくなった場合は、配管そのものの修理費は大家さん負担です。
あと、費用負担についてですが、賃貸借契約書や重要事項説明書にガスコンロ故障時の費用負担の取り決めが記されているケースもあります。
この場合は、費用負担はそこに書かれた取り決めの内容にしたがうのが基本です。
