ベランダの方角が南向きの賃貸物件におけるメリットや注意点とは？
賃貸物件を探すときのこだわりの人気条件といえば、日当たりです。
どうせ住むなら、日当たりが悪いところよりは日当たりがいいところを探したいものでしょう。
ベランダの方角が南向きの物件は日当たりがよくメリットがたくさんありますが、デメリットもないわけではありません。
どのようなメリットと注意点があるのか、チェックしていきましょう。
賃貸物件は南向きの方角がいい！ベランダが南向きのメリットとは
ベランダが南向きの賃貸物件のメリットは、日当たりがいい点です。
部屋探しのこだわりとしてもよく挙げられるほど、日当たりは大切。
日当たりがいいことによるメリットは3つです。
1つは太陽光には紫外線が含まれていて、殺菌効果があるといわれていることです。
部屋に特別なことをしなくても、カーテンやカーペットが殺菌される効果も期待できるでしょう。
賃貸物件の場合、ベランダは1つしか設置されていないところがほとんどです。
そのベランダが北側や西側にあると、洗濯物を干してもなかなか乾かなくて困ることがあります。
南向きのベランダは日当たりがいいので、ベランダがある部屋は明るい時間が増えるのが2つめのメリットです。
太陽光には生体リズムが整える働きがあり、日当たりのいい室内でもその効果が期待できます。
質のいい睡眠などを助ける効果があるので、子どもや高齢者にとっても日当たりがいい部屋はおすすめです。
冬でも日差しが長く入るので、暖かいのが3つめのメリットでしょう。
日中部屋にいることが多い人は、部屋が明るい時間が長く冬は暖房代が軽減されるので、光熱費の節約にも繋がります。
南向きの方角は注意点もある！賃貸物件選びは慎重にしよう
ベランダが南向きにあるデメリットは、日当たりがいいことです。
日当たりがいいことはメリットでもありますが、最上階に近い階数の部屋は、夏の日差しが強いときはかなり暑く感じることがあります。
暖房代はそれほどかかりませんが、冷房代は高額になる可能性があります。
また、南向きの部屋でワンルームの場合、部屋全体に日が当たるため、太陽の光で壁紙や部屋に置いてある本などが日焼けしてしまうこともあるでしょう。
フローリングも比較的傷みやすくなってしまうため、メンテナンスをこまめにする必要があります。
断熱・遮熱効果があるカーテンなどを利用して、日を遮るようにするといいでしょう。
またデメリットがあっても南向きの賃貸物件は人気が高いので、北向きの物件よりも家賃が高いのも難点です。
