賃貸物件でお風呂のシャワーヘッドを交換するメリットや注意点とは?
目覚めのシャワーですっきりした1日が始まる方、シャワーで一汗流して1日を終える方など、シャワーで気分転換する方は多いでしょう。
もしシャワーの水圧がいつもよりも弱くなってしまったら、ストレスになり気分が害されてしまうかもしれません。
この記事では、賃貸物件を検討中の方に向けて、シャワーヘッドに関するトラブルの原因や交換のメリットなどを説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。
賃貸物件のお風呂のシャワーヘッドを交換するメリット
シャワーヘッドの水圧が弱くなったと感じることはないでしょうか?
このような現象が起きた場合の原因は、ほとんどがシャワーヘッドの目詰まりやストレーナーの詰まりです。
シャワーを長い間使用していると、ごみや水垢、サビなどが蓄積され目詰まりが起こってしまいます。
通常は、シャワーヘッドをホースから外し、分解して洗浄することで水圧が改善する場合が多いでしょう。
しかし、重力給水方式の古いマンションの高層階などでは、シャワーの水圧が弱い傾向にあります。
重力給水方式とは、水道の本管から屋上の高置水槽に上げ、それを各住戸に送る方式です。
重力を利用するこの方式は、水圧が高くなる下の階は勢いの強いシャワーが出ます。
それに比べて、高層階では水圧が低い状態でシャワーに辿り着くことから水圧が弱くなってしまいます。
この問題を解決するためには、給水方式の変更などの大掛かりな工事が必要となりますが、大家さんの判断になるため、すぐに解決できず現実的ではありません。
そこで、解決方法の1つがシャワーヘッドの交換です。
シャワーヘッドは、商品によっては50%から80%の節水効果があることがメリットです。
このことから、光熱費を抑えたいとお考えの方は、シャワーヘッドを取り替えるのも得策といえます。
水圧にお悩みであれば、低水圧用のシャワーヘッドを選ぶとよいでしょう。
出水面積が従来のものよりも小さめながら、使用感は従来と変わらない、もしくはそれ以上のものを得られます。
付け替えは、シャワーヘッドの付け根をクルクルまわして外し、新しいものを取り付けるだけの簡単さもメリットといえるでしょう。
賃貸物件でシャワーヘッドを交換してもOKなの?
工具を必要としないシャワーヘッド交換は、賃貸物件でも問題はありません。
入居時付いていたシャワーヘッドは退去時には元に戻す必要があるため、大切に保管しておきましょう。
シャワーヘッドのなかには、まれにホースと一体化しているものがあります。
その場合はホースも一緒に交換する必要がありますが、それほど難しい作業ではないので、ぜひチャレンジしてみてください。
交換後はシャワーヘッドと同様に保管し、退去時に元に戻すことを忘れないようにしましょう。