賃貸物件の退去連絡はいつまでにするのが常識なのか？解約の伝え方を解説！
賃貸物件を解約する場合には、いつまでに不動産会社に連絡しなければいけないのでしょうか。
また、「家賃を日割り計算で精算してもらえるのだろうか？」など、お客様から引っ越しに関するさまざまなお問い合わせが見受けられます。
そこで今回の記事では、賃貸物件を退去する際に知っておくと便利な手続き方法についてお話します。
賃貸物件の退去連絡はいつまでにおこなうのがベストなのか
不動産を借りたときに手渡された契約書に、退去連絡の期限と問い合わせ先が記載されているため、引っ越しが決まった際には賃貸契約書を確認してください。
万が一、契約書を失くしてしまったときには、不動産会社に連絡をしてコピーを請求すれば、再度書類をもらえる場合があります。
一般的には、退去時の1か月～2か月前には引っ越しする旨を不動産会社に伝える必要があり、期限を守らないと違約金が発生するため注意してください。
参考までに、解約予告期間が1か月と契約書に規定されている場合には、1か月以上前に賃貸契約を解約することを不動産会社に連絡しなくてはいけません。
さらに、契約更新時期と引っ越しが重なっているのを忘れてしまうと、契約更新料を違約金として納める必要があるため要注意です。
どのように解約する旨を伝えるのか
賃貸契約を結んだ不動産会社に、契約を解約する旨と自分の氏名、住所と電話番号、いつ退去するのかを伝えれば大丈夫です。
後日、解約通知書が送られてきますから、必要事項を記載して速やかに返信してください。
また、解約通知書は解約予告期間によって、引っ越し前の1か月～2か月前に不動産会社に送付する必要があることも覚えておきましょう。
賃貸退去時の立会いとはなにをするのか
立会いとは借りていた部屋を不動産会社に返す当日に、貸主と借主の両方が立ち会って修繕工事費の負担を決める話し合いをおこなうことです。
立会いは空室の状態でおこないますので、事前に荷物を運び出しておく必要があるほか、電気やガスなどのインフラについても転居手続きを済ませおいてください。
立会いの所要時間は20分～40分が目安ですが、敷金の精算に関わる大事な確認ですので、相違点がないか、しっかり確かめてから書類にサインすることが大切です。
賃貸退去した月の家賃は日割りで支払うのか
賃貸契約書に「退去時の賃料は日割り計算をしない」と記載されていれば、1か月にたった1日滞在しただけでも、1か月分の賃料が発生します。
そのような記載が契約書にない限りは、日割り計算で賃料を支払い、前払いした家賃についても返却されます。
その他に、最終月の家賃1か月分を一旦支払ったうえで、後日返金されるケースもありますので、住まいを借りた際には契約書にしっかり目を通しておきましょう。
