賃貸借契約における保証人と保証会社とは？変更手続きについても解説

これから賃貸物件を探そうとしている方は、部屋を借りる際に賃貸借契約を結ばなければなりません。
これは貸主と借主の間で交わされる契約で、成立のためには保証人の存在が不可欠です。
今回は、賃貸借契約における保証人の条件と保証会社を使う際のメリットや変更手続きについて解説します。
是非参考にしてください。

賃貸借契約における保証人の条件は何か

まずはじめに、保証人として選定するにはどのような条件が必要かを解説します。

家賃が払えない場合に代わりに払ってくれる保証人

保証人の義務とは、万一借主が家賃を払えなくなってしまった場合に、借主に代わって家賃を支払うことです。
そのため、親族を選ぶケースが一般的ですが、必ずしも親族でなければいけないというわけではありません。

保証人になれない人はどんな場合か

代わりに家賃を負担しなければならないので、保証人には支払い能力が必要不可欠です。
収入が低かったり支払い能力がない場合には保証人として認められず、契約に進めないケースがあるのでしっかりと選定してください。

賃貸借契約で保証会社を利用するメリットや相場

次に保証会社を利用する際に知っておきたい相場やメリットについて解説します。

審査がとおりやすくなるというメリット

保証会社を使えば、条件なしに家賃を肩代わりすることが可能ですので、審査がとおりやすくなります。
保証人として頼れる人がおらずお困りの方は積極的に検討してみてください。
発生した料金は保証会社に支払うものなので、支払い方法の選択肢が増えることもメリットです。

利用料の相場

保証会社を利用する場合は料金が発生します。
相場では、賃料と共益費の合計の約50%と言われています。

賃貸借契約の保証人を変更する方法

では、保証人や保証会社を変更したい場合はどういった手続きが必要なのでしょうか。

変更の際に必要な書類を揃える

運転免許証や印鑑証明、住民票など身分が証明できる書類が揃え、審査にとおれば保証人の変更ができます。
保証会社の変更についても、身分を証明できる書類を準備したうえで新しい保証会社の申込書にサインし、審査にとおれば変更可能です。

管理会社が変わることで発生する変更手続き

保証会社を利用している場合、管理会社の変更に伴って保証会社が変更になるケースもあります。
賃貸借契約を結んだときと同じ手続きが必要になるため、提出書類は早めに準備するようにしましょう。

まとめ

賃貸借契約を結ぶ際は、保証人の設定もしくは保証会社との契約が伴います。
保証人となれる条件や保証会社を利用するメリットを把握したうえで、慎重にお部屋探しを進めましょう。
私たち久和不動産株式会社は、世田谷区・渋谷区の賃貸物件を豊富に取り扱っております。
リフォーム済みの物件、駅近の物件などをご紹介しておりますので、住まいをお探しの方はお気軽にご相談ください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓