賃貸物件を借りるならリフォーム済み物件のほうがいい?メリットデメリットとは
賃貸物件を探していると、リフォーム済みとの記載を見かけることがあるでしょう。
契約するならリフォーム済み物件のほうがよいのか、またリノベーションとはどのような違いがあるのか、疑問に思うことがあるかもしれません。
そこで今回は賃貸物件の契約を検討している方に向けて、リフォーム済み物件を選ぶメリットとデメリット、リノベーションとの違いについてご説明します。
リフォーム済み賃貸物件の特徴を知ってメリットを考えよう!
賃貸物件には、「リフォーム済み」や「リノベーション済み」の物件があります。
似たような言葉ですが、特徴が違いますので覚えておきましょう。
「リフォーム済み」と記載がある場合は、部屋が原状回復されている状態です。
前の人が住んでいた部屋は、壁や床が汚れていたり、シンクなどの水回りが劣化していたりする可能性があります。
そこで壁紙やフローリングの張り替え、劣化した設備の交換などを行ってから、新しい入居者を募集することが一般的です。
つまり賃貸物件での「リフォーム」とは、次の人が気持ちよく使える状態にすることを指す場合が多いのです。
一方「リノベーション済み」とは、間取りや設備を新しくするような大掛かりな工事がされたことを表します。
はっきりとした定義はありませんが、部屋をきれいな状態に戻すことがリフォーム、部屋自体を大きく変えるのがリノベーションだと覚えておくとよいでしょう。
リフォーム済み賃貸物件を借りるメリットとデメリットとは?
契約を考えている賃貸物件がリフォームしてあると、きれいな状態の部屋に住めることがメリットです。
新築は家賃が高いため、費用の面であきらめざるを得ないことがあるかもしれません。
その点リフォーム済みの物件なら、きれいな部屋に安い家賃で住むことができます。
ただし見た目だけではなく、構造もしっかりとチェックすることが大切です。
築年数が経っている物件の場合、耐震性に不安があることがデメリットです。
一見きれいだと確認し忘れてしまうかもしれませんから、気をつけましょう。
また部屋の内装だけではなく、周囲の環境などもしっかりと知っておくことが大切です。
騒音が気にならないか、買い物できるお店は近くにあるかなど、住みやすさに関係するポイントを見落とさないようにしましょう。