ペットの飼育可な賃貸物件で猫を飼う際の注意点とは?対策法もご紹介!
ペットの飼育が認められている賃貸で猫を飼いたいが、退去時にリフォーム代が掛かるのではと心配している方はいませんか。
確かに、ペットがフローリングなどに付けてしまった傷の修繕費は、借り主の全額自己負担になります。
そこで今回の記事では、賃貸で猫を飼う際に気を付けるべき注意点と対策法について解説します。
賃貸でペットの猫を飼う際には壁紙を専用シートで保護しよう
猫が爪研ぎをして壁がボロボロになったり、飛び回った反動で壁紙が傷付いてしまう可能性があります。
退去時にリフォーム代を請求される原因になりますから、以下の対策を考えてみてはいかがでしょう。
猫の爪研ぎ防止用シートを壁に設置する
爪研ぎ防止用シートはホームセンターやネットから購入することができて、壁専用のシートですと、1,000円~3,000円でお求めになれます。
シートの裏面がシール状になっており、接着剤やノリを使用せずに済みますので、退去時にきれいにはがすことができて賃貸のお住まいに最適です。
ただし、紙素材のクロスの場合には、爪研ぎ防止用シートをはがした際に壁紙が傷んでしまう可能性があるため、厚めのビニールシートと養生テープで代用したほうが良いでしょう。
さらに、壁に沿ってタワーキャットを設置したり、家具を置くことで爪研ぎの行為から住居を守れます。
賃貸でペットの猫を飼う際には床の保護が必要
賃貸で動物を飼う際には、糞尿や吐瀉物の汚れと臭いが床に染み付いてしまう可能性が高く、さらにフローリングに爪痕が残らないかということも気がかりです。
仮に、床にシミや傷が付いていない場合であっても、臭いが付着していれば退去時にリフォーム費用を請求されるため注意してください。
一方で、猫にとってもフローリングの床は転倒する危険があるほか、足腰に負担が掛かりやすいといった欠点があります。
床にカーペットやクッションフロアを敷くだけでも、ペットの糞尿からフローリングを保護できますし、猫が転倒しづらくなり、飼い主と動物の両方に優しい住環境に整うでしょう。
また、フローリングにペット専用のワックスを塗っておくと、爪研ぎの傷が付きにくくなるうえ、糞尿の床への浸透を抑えられます。
賃貸でペットの猫を飼う際には鳴き声対策が必須
いくら動物の飼育が可能な物件であっても、生き物の鳴き声がうるさいとクレームに発展する可能性があるため、鳴き声対策をしっかりおこないましょう。
たとえば、壁に防音パネルを設置するだけでもペットの鳴き声対策になりますし、防音カーテンを使用することも1つの選択肢です。
また、運動不足などの欲求不満が原因となり鳴いている場合には、ストレスを発散できるおもちゃを与えることも対策としておすすめです。