賃貸物件をお探しの方へ！鉄筋コンクリート造の構造の特徴とは
アパートやマンションなどの賃貸物件には、木造や鉄骨、鉄筋コンクリート造などの構造があります。
構造の違いは内見などでは分かりにくいですが、生活のしやすさには大きく影響します。
今回は、賃貸契約をご検討中の方に向けて、鉄筋コンクリート造とはなにかと、鉄筋コンクリート造の耐震性や防音性についてご紹介します。
賃貸物件の構造の鉄筋コンクリート造とは？どんな特徴がある？
鉄筋コンクリート造とは、RC造とも呼ばれ、鉄筋とコンクリートが使用されています。
鉄筋コンクリート造は、耐久性に優れているので、ビルやマンションなどの中高層の建物に使用されている構造です。
コンクリートの芯に鉄筋を入れることで強度を高めており、耐震性、耐火性、遮音性、断熱性など、優れている面が多いのが特徴です。
気密性に優れているので、冷暖房が効きやすく、暑い夏や寒い冬も快適に過ごすことができます。
一方で、建築費用が高くなることから、賃貸物件の場合は家賃が高めになる傾向にあります。
賃貸物件の構造の鉄筋コンクリート造の耐震性の特徴
鉄筋コンクリート造の賃貸物件は、耐震性に優れているのが特徴です。
引っ張る力の強い鉄筋と、押しつぶす力に強いコンクリートを組み合わせていることで、頑丈な構造となり、地震に強くなります。
また、構造以外にも建築基準法の耐震等級という基準もあり、耐震等級3であればより安心です。
鉄筋コンクリート造は耐火性にも優れているので、地震だけでなく、火災にも強いです。
火災が起きても、延焼や倒壊する可能性が木造などにくらべて低く、避難する時間が確保できるでしょう。
賃貸物件の構造の鉄筋コンクリート造の防音性の特徴
賃貸物件で暮らす場合、騒音トラブルに悩まされることも少なくありません。
音に敏感な方や静かに暮らしたい方には、防音性が高い鉄筋コンクリート造がおすすめです。
鉄筋コンクリート造は、木造や鉄骨などの他の賃貸物件の構造と比較して、もっとも防音性が高いです。
周囲の騒音をシャットダウンするだけでなく、ご自身の生活音の音漏れも防ぎます。
しかし、鉄筋コンクリート造の賃貸物件だからといって、騒音のリスクがゼロというわけではありません。
大きな音を出す住民がいる、交通量の多い幹線道路が近いなど、環境によっては騒音トラブルが発生することもあります。
