家族で賃貸物件に住む際に気になる間取りや家賃の目安とは?
今回は、家族で賃貸物件に住むことを検討している人への参考情報として、家族の状況にあった賃貸物件の間取りの目安や家賃の目安などについて解説します。
住み替えを考えるタイミングについても見ていきますので、賃貸物件をお探しのファミリーの方はぜひ参考にしてください。
家族で賃貸物件に住む場合の間取りの目安はどんなもの?
家族で賃貸物件に住む場合におすすめしたい間取りの目安は、家族構成によって異なります。
家族構成別の間取りの目安は以下のとおりです。
●2人家族:とりあえずは1LDKでOK、近い将来子どもができる予定があるなら2LDKがおすすめ
●3人家族:2LDKが最適だが、子どもが赤ちゃん~小さいうちは1LDKでもOKで、近い将来子どもがもう一人増える予定がある場合は3LDKがおすすめ
●4人家族:子どもにそれぞれ個室を与えられる3LDKが最適だが、より余裕を持った暮らし方をしたいなら4LDKがおすすめ
あくまで目安ではありますが、極端な好みがない場合は参考にすると良いでしょう。
家族で賃貸物件に住む場合の家賃の目安の考え方とは?
家族で賃貸物件に住む場合、間取り選びも大切ですがそれ以上に大切なのは「きちんと無理なく支払える適正家賃の賃貸物件を選ぶこと」です。
ちなみに世間では「家賃は手取り収入の3分の1が目安」といわれていますが、これはあくまでシングルやカップルの世帯向けの話。
子育てに関する費用がかさむファミリー世帯がこの目安を真に受けてしまうと、非常に生活が苦しくなる可能性が高いです。
ズバリ、ファミリー世帯にとっての適正家賃の目安は「手取り収入の4分の1程度」です。
望む間取りによっては、この家賃目安で新築や築浅物件を探すのは難しいかもしれません。
しかし「多少は築年数がたっていても新耐震基準を満たしている、それなりに安全性のある賃貸物件」というところまで門戸を広げれば、希望通りの間取り&適正家賃の賃貸物件が見つかる可能性はぐっと高まりますよ。
家族で賃貸物件に住む場合の住み替えのタイミングの目安は?
賃貸物件の最大のメリットは「持ち家と違って住み替えが手軽であること」です。
このメリットを生かし、適切な住み替えのタイミングで住み替えをしていきたいもの。
住み替えの目安は「ライフステージの大きな変化があった時」です。
家族が増えた、子どもの成長により手狭になった、子どもが独立した、転勤に家族全員でついていくことになった…などのタイミングで住み替えをすると良いでしょう。
ただし、あまりに頻繁な住み替えは引越し費用や初期費用などがかさむのでおすすめできません。
住居だけでなく周辺環境が変わるというのは大きなことですので、どのタイミングでも慎重に検討することが大切です。