空き家を活用しよう!火災の原因と対策は?
近年、空き家をリノベーションして住まれる方が多くいます。
その一方で、空き家から発生する火災も問題として注目されています。
そこで今回、なぜ火災が起きるのか、起きないための対策とはどのようなものか、火災が起きた際の責任とはなにかを解説します。
ぜひ、空き家の活用を考えている方は記事を参考にしてみてください。
空き家で火災が発生する原因とは?
住んでいない家屋で発生する火災の原因はおもに4つあります。
●放火
●タバコのポイ捨て
●ガス漏れなどの爆発
●配線機器のトラブル
このなかでも放火が1番割合が多く、19年連続で1位の犯罪として報告されています。
そのため、注意しなければなりません。
空き家で火災を予防する対策とは?
対策は、5つあります。
●人感センサーで点灯する照明をつける
これは、一般家庭でも空き巣対策でおこなわれています。
●戸締まりをして門扉を閉じたり、フェンスで囲いをしたりして外部からの侵入を防止する
●目のつく場所に管理会社の社名と連絡先を明記し、管理されている家屋だと示す
●ご近所さんに見守りをお願いする
なにか変わったことがあれば連絡してもらえるようにしておくことで、火災や犯罪などを防止できるでしょう。
また、配線機器のトラブルなどで多いのが、漏電などです。
日頃から清掃や電気コードの点検などをおこないましょう。
●雑誌や新聞紙、灯油タンクなど、燃えやすいものを撤去しておく
空き家の火災の出火原因は管理不足のために起きる可能性が高く、日頃から管理していくことが大切といえます。
空き家で火災が起きたときの持ち主の責任とは?
火災が生じた際の責任はもちろん管理会社や持ち主にいきます。
そのなかでも火災が予想されておきながら、対策をしていなかったなど、重過失と判断されてしまうと賠償責任を負う必要がでてきます。
ただし放火など、外部の要因で起きた火災は責任がないことが多くありますが、注意して管理をしていたのかによって、損害賠償などが生じるケースもあります。
そのため、家の保険に加入しておくと良いでしょう。
理由は、火災が原因の建物への補償をしてくれるためです。
合わせて、損害賠償の保険にも加入していれば保険会社から賠償金が支払われます。
しかし、加入条件があるため安易にはいきませんので注意しましょう。
まとめ
空き家での火災が発生する可能性は少ないとは言えません。
そのため持ち主や管理されている方はスケジュールを計画し、火災を防止しましょう。
また、火災保険に加入ができないのかどうかを調べておくことも大切です。
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