家の中にヤモリがいたらどうする？追い出す方法や寄せ付けない方法をご紹介

賃貸物件に出る害獣に悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
普段目にする機会が少ないヤモリが出たら、どうするか対処がわからず困ってしまいますよね。
ここでは、ヤモリとはどんな生体なのか、家の中に出たらどうするのか、追い出す方法や寄せ付けない方法についてご紹介します。

家の中に出たらどうする？ヤモリとはこんな生き物！

ヤモリとはトカゲの一種で、日本でも馴染みのある生き物です。
ヤモリの生息地は秋田県以南の本州、四国、九州と広範囲で、春先から秋の終わりまでよく見られます。
日本に生息しているヤモリは、有麟目ヤモリ科ヤモリ属の「ニホンヤモリ」と呼ばれる種類です。
ヤモリは夜行性で、自然豊かな場所よりも人が集まる都会などによく現れると言われます。
古くからヤモリは「縁起が良い生き物」とされ、金運・幸運アップ・開運など、家に現れると家の繁栄や幸運の前触れと言われています。
人間にとって害虫であるゴキブリなどを捕食してくれることから縁起が良いとされ、家を守る「家守（ヤモリ）」と呼ばれているのです。

家の中に出たヤモリはどうする？追い出す方法とは

家の中でヤモリが大量発生すると、糞による衛生被害を受ける可能性があります。
被害を最小限に留めるため、早い段階で対処しましょう。
ヤモリを外へ追い出すには、以下のような方法があります。

大声を出したり新聞を使ったりして威嚇する

ヤモリは臆病な性格なため、大声を出したり新聞を丸めて床を叩いたりすれば、驚いて窓の外に逃げていきます。
ヤモリの後方を叩きながら外に誘導しましょう。

虫取り網を使う

てっとり早く捕獲するには、虫取り網が有効です。
虫取り網は柄が長く、ヤモリに近づかなくても捕獲できるため、爬虫類などが苦手な方におすすめな方法です。

粘着シートを使用する

ネズミ捕りなどの粘着シートを使うこともできます。
粘着シートは置くだけでヤモリを簡単に捕獲できるアイテムですが、粘着シートに付いたヤモリを処理する必要があります。

ヤモリを家の中に寄せ付けないためにはどうする？

ヤモリを家の中で発生させないためには、追い出すと同時に寄せ付けないようにする工夫が必要です。
まず、コーキングをおこなって外から家の中への侵入経路を塞ぎましょう。
ヤモリは少しの隙間でも室内に侵入してくるため、隙間を作らないのがポイントです。
ヤモリのエサとなる虫もしっかりと駆除しましょう。
家の中にエサとなる虫がいなければ、ヤモリが住み着くことはありません。
家の明かりを虫が集まりにくいLED電球に変えるのも効果的です。
ほかにも、ヤモリを寄せ付けないための方法として、庭先や侵入経路を塞ぐのが難しい玄関などで蚊取り線香を焚くのもおすすめです。
蚊取り線香の成分であるピレスロイドは、ヤモリにも効果的と言われます。

まとめ

ヤモリはゴキブリなどの害虫を捕食して家を守ってくれる、縁起の良い益獣と言われています。
しかし、ヤモリが大量に発生してしまうと、糞害により衛生的に問題となる可能性があるため、状況に応じて適切に対処しましょう。
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