賃貸物件における家賃債務保証とは?メリットとサブリースとの違いについての画像

賃貸物件における家賃債務保証とは?メリットとサブリースとの違いについて

賃貸物件における家賃債務保証とは?メリットとサブリースとの違いについて

賃貸物件の管理をしていると入居者の家賃滞納は、大家さんにとって収入が減ってしまうだけでなく、滞納に対応する負担が大きいものです。
このような負担を軽減できる方法として、入居者に代わり家賃を払ってくれるサービスが家賃債務保証で、似たようなサービスにサブリースがあります。
家賃債務保証の利用に悩まれている方に向けて、そのメリットやサブリースとの違いをご紹介します。

久和不動産への問い合わせはこちら


賃貸物件における家賃債務保証とはなにか

専門の保証会社が入居者の連帯保証人となり、家賃の滞納が発生した場合に入居者に代わって家賃を払ってくれるサービスを家賃債務保証と言います。
家賃債務保証の役割とは、入居者の連帯保証人になることと滞納があったときに家賃を立て替えて大家さんへ支払うことです。
仕組みとしては、入居者が賃貸借契約を締結するときに、保証会社とも家賃債務保証委託契約を結び保証料を支払います。
同じように大家さんも保証会社と家賃債務保証契約を結びますが、大家さん側は保証料などの負担はないので安心してください。
その後、家賃の滞納が発生したときには大家さんが保証会社へ請求し、保証会社は大家さんへ入居者に代わり家賃を支払い、入居者は保証会社へ滞納分の支払いをする流れです。

▼この記事も読まれています
手取り13万円で一人暮らしは可能?家賃目安や部屋の探し方などをご紹介!

賃貸物件における家賃債務保証のメリット

家賃債務保証は一般保証型と支払委託型の2種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあるのでどちらが良いのか見極めることが大切です。
一般保証型とは入居者が家賃を滞納した場合に家賃の支払いを請求するシステムで、滞納の度に請求する必要があります。
一般保証型は、通常は直接入居者から家賃が支払われるので支払い状況の把握ができますが、滞納があるたびに保証会社へ請求しなくてはいけません。
支払委託型とは、保証会社が大家さんへ毎月家賃を立て替えて支払う方式で、入居者の滞納があっても大家さんへ影響しないのがメリットです。
家賃の支払い状況が把握できないため、入居者の状況が分かりにくく、転居の予測を立てられないのがデメリットです。

▼この記事も読まれています
家賃が払えないと起こるリスクとは?対処法や公的制度についてご紹介!

賃貸物件における家賃債務保証とサブリースの違い

同じように家賃を保証してくれるサービスとしてサブリースがありますが、この2つには大きな違いがあります。
サブリースとは転貸を言い、専門業者が大家さんから建物を一括で借り上げ、入居者に転貸し大家さんへ家賃の保証をするサービスです。
空室の有無にかかわらず、毎月一定の金額が入ってくるので安定した収入が見込めますが、運営方法はすべてサブリース会社に任せることになります。
契約期間も決まっていて、更新時に空室が多ければ家賃を下げられる可能性もあり、大家さんに支払われるのは家賃から手数料を指し引いた金額になるので手取り額は減ります。

▼この記事も読まれています
賃貸物件退去時の掃除と原状回復の範囲についてご紹介!

賃貸物件における家賃債務保証とサブリースの違い

まとめ

賃貸経営をするときには、家賃滞納への対策をしっかりとっておくことが安定した経営をするために大切です。
家賃債務保証を上手に活用すれば、家賃滞納の心配や回収の負担がなくなるので、仕組みをしっかり理解して取り入れてみましょう。
世田谷区・渋谷区のお部屋探しは「久和不動産」にお任せください。
お客様のご要望にあった賃貸物件を提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓

久和不動産への問い合わせはこちら


アパート・マンション経営・管理をお考えの方へ

また、渋谷区・世田谷区・目黒区・杉並区で
「アパート・マンション管理ができる不動産屋を探している」方へ。
特設サイトをリニューアルOPENしました。

詳しくはこちらをご覧ください。

久和不動産の写真

久和不動産 メディア担当

世田谷区・渋谷区で新生活をお考えの皆様、お部屋探しでお悩みなら久和不動産株式会社までご相談ください。弊社は、世田谷区・渋谷区エリアの賃貸・売買物件を豊富に取り揃えております。ブログでは賃貸物件や不動産管理などの情報をご提供します。