【保存版】引越しの際は車庫証明の住所も変更するべき?必要なものや申請方法をご紹介!
「車庫証明ってなに?」
「引越しをしたら車庫証明も変更する必要があるの?」
引越しを検討している方の中には、このように考えている方も多いのではないでしょうか。
自動車を所有している場合、引越し時に車庫証明の変更が必要です。
そこで今回は、引越し時の車庫証明変更に必要な書類や申請方法、期限などについてご紹介します。
また、久和不動産では、賃貸物件に関するお悩みをいつでも受け付けています。
物件に関することでお悩みの際は、ぜひお気軽にご相談ください。
車庫証明とは?
車庫証明とは、正式には「自動車保管場所証明書」と呼ばれ、車を登録する際に、その車を適切に保管する場所が確保されていることを証明するための書類です。
車庫証明は、車の使用者がその自動車を日常的に保管する場所が法律に基づいて確保されているかどうかを確認するために必要で、通常は車の購入や住所変更の際に申請が求められます。
申請には、保管場所が自己所有の土地である場合や、賃貸駐車場である場合など、車を置くスペースの確保を証明する書類が必要です。
車庫証明は、特に都市部では保管場所の問題が発生しやすく、車両の保管状況が交通の流れや公共の安全に影響を与える可能性があるため、適切な車両管理を促進するための重要な手続きです。
証明書がないと車の登録ができないだけでなく、保険契約にも影響する場合があります。
引越し時の車庫証明はどうするべき?
引越しの際には、車の保管場所が変わるため、車庫証明の住所変更が必要となります。
引越し先の新しい住所に合わせて、車庫証明を再申請することで、車の登録情報を正確に保つことができます。
引越し時に車庫証明を適切に変更しないと、車両登録情報と実際の保管場所が一致せず、法律違反となる可能性があります。
新しい住所に引っ越した場合、まずは新しい保管場所を確保し、その場所の使用権を証明する書類を準備することが必要です。
その後、引越し先の管轄警察署にて車庫証明の申請を行います。
申請手続きには、通常、現地確認が必要とされる場合があるため、余裕を持って手続きを進めることが推奨されます。
また、車庫証明を変更しないままにしておくと、次回の車検時に必要な手続きを行う際にトラブルになることもありますので、引越し後速やかに対応することが大切です。
車庫証明が取得できない場合の対処法については「車庫証明とは?車庫証明が取れないケースや代替案も解説」にて解説しているので、気になる方はぜひこちらもご覧ください!
引越し後の車庫証明申請時に必要なもの
本項目では、引越し後の車庫証明申請時に必要なものについてご紹介します。
1. 車庫証明申請書
2. 保管場所使用権原疎明書面または自認書
3. 保管場所の所在図・配置図
4. 駐車場の契約書のコピー(賃貸の場合)
5. 申請手数料(現金または指定された方法で支払い)
①車庫証明申請書
車庫証明申請書は、申請する警察署で入手するか、警察署の公式サイトからオンラインでダウンロードできます。
この書類は、車庫証明申請の基本となるもので、必要事項を正確に記入し、提出します。
申請書は複写式の場合が多いため、記入時には注意が必要です。
記載内容に不備があると受理されないことがあるため、内容は慎重に確認しましょう。
②保管場所使用権原疎明書面または自認書
次に必要なのが、「保管場所使用権原疎明書面」や「自認書」です。
保管場所が自己所有の土地であれば自認書を使用し、賃貸の駐車場を利用している場合は、駐車場の契約書のコピーが必要となります。
この書類は、保管場所が確保されていることを証明するためのもので、借りている駐車場の契約状況を示します。
事前に確認して準備しておくとスムーズです。
③保管場所の所在図・配置図
保管場所の所在図・配置図は、車の保管場所を具体的に示すための図面です。
駐車場の位置や車の駐車スペースがわかるように、わかりやすく作成します。
インターネットの地図サービスを使って作成することも可能で、駐車場の入り口や周辺の状況を正確に示すことが求められます。
図面の内容が不明確な場合、申請が遅れる原因になることがあるため、詳細に作成することが重要です。
④駐車場の契約書のコピー(賃貸の場合)
賃貸の駐車場を利用している場合には、駐車場の契約書のコピーが必要です。
この契約書は、借主と駐車場の所有者または管理会社との間で結ばれた契約内容を証明するもので、契約期間や駐車スペースの位置などが明記されています。
契約書の内容が不明確だと保管場所の証明ができないため、最新の契約書を用意することが重要です。
契約書には、借主の名前、住所、駐車場の住所、契約期間などの情報が記載されていることを確認して提出しましょう。
⑤申請手数料
車庫証明の申請には、手数料が必要です。
手数料は申請時に現金で支払う場合や、指定された支払い方法に従う場合があります。
金額は地域によって異なるため、事前に警察署に確認しておくと良いでしょう。
手数料が支払われていないと申請が受理されないため、忘れずに準備することが重要です。
引越し後の車庫証明の申請方法
引越し後の車庫証明の申請は、最寄りの警察署の交通課で行います。
本項目では、引越し後の車庫証明の申請方法についてご紹介します。
1. 必要書類の準備
2. 警察署での申請手続き
3. 車庫証明書の発行と次の手続き
①必要書類の準備
申請を行う前に、車庫証明申請に必要な書類を全て揃えておくことが最も重要です。
必要な書類には、車庫証明申請書、保管場所使用権原疎明書面または自認書、保管場所の所在図・配置図、駐車場の契約書のコピー(賃貸の場合)などがあります。
これらの書類は、申請時に提出しなければならないため、事前に全て揃えておき、記入漏れや誤記入がないかを確認しましょう。
②警察署での申請手続き
必要な書類を準備したら、最寄りの警察署の交通課へ行きます。
警察署では、書類を提出し、申請手数料を支払います。
手数料の金額は地域によって異なるため、事前に警察署で確認しておくことが望ましいです。
書類提出後、場合によっては警察署の担当者が保管場所の現地確認を行うことがあります。
この確認は、車の保管場所が申請内容と一致しているかを確認するためのもので、不備がなければ次のステップに進みます。
③車庫証明書の発行と次の手続き
保管場所の確認が終了し、問題がないと判断されると、車庫証明書が発行されます。
発行までには通常、数日から1週間程度かかるため、時間に余裕を持って申請することが大切です。
発行された車庫証明書は、車の住所変更登録などの際に必要となるため、受け取り後は速やかに次の関連手続きを行うようにしましょう。
また、地域によってはオンラインでの申請が可能な場合もあります。
引越し後の車庫証明の変更期限
引越し後の車庫証明の変更には、原則として期限が定められています。
通常は、住所変更後15日以内に新しい保管場所について申請を行う必要があります。
この期限を守らずに放置していると、道路運送車両法に違反することとなり、罰則が科される場合があります。
また、車庫証明の変更を怠った場合、次回の車検や自動車保険の手続きなどで問題が生じる可能性があり、後々のトラブルを避けるためにも速やかな対応が求められます。
特に、引越し後は何かと忙しく、車庫証明の変更を忘れがちですが、法律に基づく重要な手続きであるため、計画的に対応することが大切です。
変更手続きが遅れると、行政からの指導や罰金の対象となる可能性があるため、引越しが完了したら早めに警察署に相談し、必要な書類を揃えて速やかに手続きを完了させるよう心掛けましょう。
賃貸物件の敷金に関するご相談は、久和不動産へ
いかがでしたでしょうか。
今回は、引越し時の車庫証明変更に必要な書類や申請方法、期限などについてご紹介しました。
引越し時の賃貸物件の敷金は、初期費用に大きく関わる費用の1つです。
賃貸物件に引越しを考えている、あるいは引越ししたばかりのタイミングなどの場合はぜひ一度久和不動産にご相談ください。
また、久和不動産では、賃貸物件の敷金に関するお悩みはもちろん、その他賃貸物件に関わるあらゆるご相談を受け付けています。