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【退去時にアンペア数は戻す?】賃貸物件の変更すべきアンペア数についてプロが解説!


「退去時にアンペア数を戻す必要はある?」

「入居中に変更したアンペア数を退去時に戻す理由を知りたい」

賃貸物件から退去する方の中には、このように考えている方も多いのではないでしょうか。

賃貸物件には、同時に使用することができる電気の量を制限する「アンペア数」というものが設定されています。

このアンペア数は、入居中に変更を申請した場合、退去時に元の数値に戻さなければなりません。

そこで今回は、賃貸物件のアンペア数について、退去時の変更手順や注意点などをご紹介します。

また、久和不動産では、賃貸物件に関するお悩みをいつでも受け付けています。

物件に関することでお悩みの際は、ぜひお気軽にご相談ください!

賃貸物件のアンペア数の確認については「【賃貸物件のアンペア数の確認方法!】具体的な手順や電気代を抑える方法をご紹介!」にて解説しているので、気になる方はぜひこちらもご覧ください!

賃貸物件のアンペア数とは?


まずはじめに、賃貸物件のアンペア数についてご紹介します。

冒頭でもご紹介した通り、賃貸物件には「アンペア数」と呼ばれるものが設定されており、これによって家庭内で同時に使用できる電気の量が定められています。

アンペア数は、屋内に設置されている分電盤、あるいは毎月電力会社から届く電気代の請求書などで確認することができます。

このアンペア数は、家庭内で同時に使用できる電気の量を定めると同時に、毎月の電気代の基本料金にも影響しています。

例えば、20アンペアで契約している家庭の電気代の基本料金が600円程度であることに対して、60アンペアで契約している家庭の電気代の基本料金は1,800円程度となっています。

そのため、賃貸物件への入居者は、自身の使用する電気量を把握し、必要以上にアンペア数が契約されている場合は、自己判断で電力会社に申請し、より低いアンペア数に契約変更することができるのです。

アンペア数の変更については「賃貸物件のアンペア数は変更できる?変更手順と注意点」にて解説しているので、気になる方はぜひこちらもご覧ください!


賃貸物件のアンペア数は退去時に変更する?


次に、賃貸物件のアンペア数を退去時に変更する必要性についてご紹介します。

結論から述べると、入居中にアンペア数の変更を行った場合は、退去時に元の契約アンペア数に戻す必要があります。

これは、賃貸物件はあくまで借りているものであり、保有しているのはオーナーであるためです。

入居中にアンペア数を変更した場合は、退去時に元のアンペア数に戻す申請を行う必要があるでしょう。

ただし、次の入居者やオーナーの意向によって戻す必要がない、というケースもあるため、その点については退去時に確認してみると良いでしょう。


退去時にアンペア数を変更する際の手順


次に、退去時にアンペア数を変更する際の手順についてご紹介します。

退去時にアンペア数を変更する際の手順は、基本的には入居時に変更した際の手順と同じです。

具体的な手順は、以下の通りです。

1, 変更するアンペア数の値を明確にする(元のアンペア数を確認する)
2, オーナーや管理会社に連絡し、変更の許可や必要性を確認する
3, 電力会社に問い合わせ、アンペア数を変更してもらう

アンペア数の変更は、基本的にはブレーカーを取り替えるだけなので、費用を負担する必要がありません。

ただし、配線工事などの特別な作業が必要な際は追加費用を請求されるケースもあるため、その点はあらかじめ理解しておくことが重要です。

アンペア数の変更工事については「【賃貸物件のアンペア数を変更】工事内容や手順、費用についてご紹介!」にて解説しているので、気になる方はぜひこちらもご覧ください!


退去時にアンペア数を変更する際の注意点


本項目では、退去時にアンペア数を変更する際の注意点について、以下の4つをご紹介します。

1, 変更の必要性をオーナーや管理会社に確認すること
2, 退去する日程を考えて変更を行うこと
3, 費用について確認すること


① 変更の必要性をオーナーや管理会社に確認すること


退去時にアンペア数を変更する際の注意点の1つ目は「変更の必要性をオーナーや管理会社に確認すること」です。

前述したように、賃貸物件のアンペア数は、退去時に元の値に戻しておくことが基本です。

しかし、オーナーの意向や次の入居者によっては、そのままの状態で退去することも可能なケースもあるため、しっかりと確認しておくことが重要です。


② 退去する日程を考えて変更を行うこと


2つ目は「退去する日程を考えて変更を行うこと」です。

ご存知の通り、アンペア数は、家庭内で同時に使用することができる電気の量を制限するものです。

そのため、退去日までの日数を多く残してアンペア数を変更してしまうと、生活に支障が出てしまう場合があります。

アンペア数を変更する際は、退去日から逆算して最適なタイミングで依頼することが重要です。


③ 費用について確認すること


3つ目は「費用について確認すること」です。

前述したように、アンペア数の変更は、基本的に費用はかかりません。

しかし、場合によっては不当な金額を請求されたり、原状回復費として費用を支払うようオーナーから指摘される可能性もあります。

その際は、費用の背景についてしっかりと目を通し、支払いが妥当かどうかについて確認することが重要です。

退去時の電気代の解約について


最後に、退去時の電気代の解約についてご紹介します。

退去する際には、アンペア数の変更とは別に電気の解約を行う必要があります。

解約の手続きは至ってシンプルで、退去日に合わせて解約を申請するだけです。

月の途中で解約を申請する場合は、電力会社によって日割りで料金が確定されるので、損することはないでしょう。


アンペア数に関するご相談は、久和不動産まで


いかがでしたでしょうか。

今回は、賃貸物件のアンペア数について、退去時に変更する必要性や手順、変更する際の注意点などをご紹介しました。

賃貸物件のアンペア数は、退去時に元の値に変更することが原則です。

退去時にオーナーもしくは管理会社に問い合わせ、念の為変更手続きや手順について確認しておくことをオススメします。

また、久和不動産では、賃貸物件のアンペア数に関するお悩みはもちろん、その他賃貸物件に関わるあらゆるご相談を受け付けています。

賃貸物件に関することでお悩みの際は、ぜひお気軽にご相談ください。